ダッチオーブン・調理の基本

ダッチオーブンは基本的に鍋なので、各家庭にある鍋でできることはなんでも出来ます。

密閉度、蓄熱性が高いダッチオーブンは蒸し器として使うのにも非常に便利である。

専用の蒸し器といえば、鍋に湯を沸かし、その熱い蒸気で蒸籠の中の食材を蒸し上げて調理するものである。

しかし、ダッチオーブンはフタが重いから、水分の放出を防いでくれます。

ダッッチオーブンなら水を使うことなく、食材そのものの水分で蒸し揚げることが出来ます。

密閉性の高いダッチオーブンは無水鍋としての機能も持っています。

無水鍋とは、水を使わずに蒸すということですが、底の方だけ焦げ付いてしまいそうに感じるかもしれない。

しかしこれは、厚い鋳鉄の本体が熱を全体に広げてくれるので基本的に焦げ付いてしまう心配ない。

シュウマイなどの点心を初めとして、鶏や魚の蒸し物といった本格料理までこなしてくれます。

大事な栄養素も水に溶けることなく、そのまま閉じ込めてくれます。

ジャガイモやサツマイモも皮付きのまま放り込むだけでホクホクになります。

また、ダッチオーブンにいっぱいの野菜を入れて、蓋をして火にかけるだけで野菜からの水分が出てきます。

野菜の甘み、シャキシャキ感も損なわずにおいしくできあがります。

この後、トマト缶やカレー粉を入れれば、野菜いっぱいのおいしいドライカレーができます。